リハビリテーション部会の活動報告ページに「平成30年度第3回研修会を開催しました!!」を追加しました。
2019.07.04
<日時>
平成31年2月17日(日) 13:00~16:00
<場所>
YMCA横浜YMCA学院専門学校
<テーマ>
「拘縮予防改善のためのポジショニング」
<講師>
株式会社大紀エンゼルヘルプ 理学療法士 田中義行氏
<内容>
第3回研修会は「潜在力を引き出す介助」や「介助が困難な人への介助技術」などの著者であり、全国各地でポジショニングの研修や講演、介護現場での指導を精力的に行っておられる田中義行氏にご講義いただきました。
まず、褥瘡予防改善ケアと拘縮予防改善ケアのアプローチの違い、拘縮予防では拘縮の種類をとその原因から対策を考えるという事を教えていただきました。
そして適切なポジショニングにより安楽で安寧な呼吸、痛みない表情、嚥下・発声に影響可動域訓練の効果、生活場面での臥床姿勢や車いす座位姿勢が拘縮予防に大きな効果があるという事、訴えることができない利用者に対して正しい知識があればリラクゼーション、全身の緊張を減らすことができるという事をわかりやすくご説明していただきました。
また、健常者の当てられる感覚ではなく、訴えることのできない利用者の体を理解して評価、実施することが重要であること。実技を通して、日々現場で不安や疑問に感じていることへの対応策を具体的にご教授いただけました。参加された方からも大変満足だったとのご意見をいただきました。
実技あり、業者(ワタキューセイモア株式会社、株式会社モルテン、株式会社ケープ)によるクッションの展示もあり、大変盛り上がった研修となりました。