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平成30年度第3回研修会を開催しました!! <日時> 平成31年2月17日(日) 13:00〜16:00 <場所> YMCA横浜YMCA学院専門学校 <テーマ> 「拘縮予防改善のためのポジショニング」 <講師> 株式会社大紀エンゼルヘルプ 理学療法士 田中義行氏 <内容> 第3回研修会は「潜在力を引き出す介助」や「介助が困難な人への介助技術」などの著者であり、全国各地でポジショニングの研修や講演、介護現場での指導を精力的に行っておられる田中義行氏にご講義いただきました。
まず、褥瘡予防改善ケアと拘縮予防改善ケアのアプローチの違い、拘縮予防では拘縮の種類をとその原因から対策を考えるという事を教えていただきました。 そして適切なポジショニングにより安楽で安寧な呼吸、痛みない表情、嚥下・発声に影響可動域訓練の効果、生活場面での臥床姿勢や車いす座位姿勢が拘縮予防に大きな効果があるという事、訴えることができない利用者に対して正しい知識があればリラクゼーション、全身の緊張を減らすことができるという事をわかりやすくご説明していただきました。 また、健常者の当てられる感覚ではなく、訴えることのできない利用者の体を理解して評価、実施することが重要であること。実技を通して、日々現場で不安や疑問に感じていることへの対応策を具体的にご教授いただけました。参加された方からも大変満足だったとのご意見をいただきました。 実技あり、業者(ワタキューセイモア株式会社、株式会社モルテン、株式会社ケープ)によるクッションの展示もあり、大変盛り上がった研修となりました。
平成30年度第2回研修会を開催しました!! <日時> 平成30年11月11日(日) 13:30〜16:30 <場所> 地域交流施設 ONE FOR ALL 横浜スタジオ <テーマ> 「老健で言語機能を診る 〜脳画像の見方とグループ機能訓練〜」 <講師> 臨床福祉専門学校 言語聴覚療法学科学科長 浜田智哉氏 <内容> 第2回研修会は研修希望の多い言語機能について、言語聴覚士の浜田智哉先生にご講義いただきました。
〜内容〜 1. 老健で言語機能を診るとは 2. 脳画像の見方 3. 失語症の発語障害と進行性失語症(PPA) 4. CIAT〜グループワーク〜 「脳画像の見方」では皆さん苦手意識があったようですが、ポイントをわかりやすく教えていただきました。病巣を確定し、臨床症状を合わせて評価訓練することで、より焦点を絞った効果的な訓練が行えることを学びました。 また、PPA(進行性失語症)についてはPPAに私たちが臨床場面で気づくことで認知症の早期発見につながり、QOLを向上させることにつながるとのことでした。身体機能・認知機能だけでなく言語機能にも着目する重要性を感じました。 後半はCIAT(Consraint-Induced-Aphasia Therapy)をグループに分かれ、実践しました。レクリエーション的な要素もあり、失語症の方だけでなく、認知症予防などにもすぐに取り入れられる効果的な訓練で、大変盛り上がっていました。
近年では入院期間が短くなり、老健(入所や通所)での医療的な言語機能訓練が必要なケースが増えていますが、ST不在の老健も多く、失語症に対するアプローチが必要だと感じていても言語機能の評価や訓練をどのようにすればいいのか悩まれている施設も多いのでないでしょうか。今回の研修ではSTの方はもちろんですが、PT、OTの方にもとても参考になる内容だったのではないかと思います。 ※第3回研修会予定:H31.2.17(日) テーマ「ポジショニング(仮)」 田中氏(理学療法士) 近くなりましたら案内をFAX、メールにてお送りいたします。 是非ご参加をご検討ください。 平成30年度第1回研修会を開催しました!! <日時> 平成30年6月3日(日) 13:30〜16:30 <場所> 地域交流施設 ONE FOR ALL 横浜スタジオ <テーマ> 「運動による認知症予防(コグニサイズ)の基本と応用 〜老健での利用から地域貢献活動まで〜」 <講師> 介護老人保健施設 千の風 川崎 作業療法士 金山桂先生 <内容> 今年度第1回研修会は、国立長寿医療研究センターにより開発された、認知症予防運動プログラム「コグニサイズ」をテーマに行いました。 神奈川県は健康寿命の延伸を目指して認知症予防として「コグニサイズ」の普及に取り組んでいます。講師の金山桂先生はその介護予防事業に携わり、中心となって、地域に貢献されています。 研修会では、コグニサイズがどうして認知症予防になるのか、コグニサイズの基本〜老健でもできる応用、利用者様への伝え方、注意点など実践につながるアドバイスをとてもわかりやすくご講義していただきました。グループに分かれてのコグニサイズの体験では徐々に盛り上がり、会場が一体となり、「コグニサイズ」の効果を実感できました。
ご興味のある方は神奈川県のHPをご覧ください、 http://www.pref.kanagawa.jp/docs/u6s/cnt/f12651/ ※第2回研修会予定:H30.11.11(日) テーマ「言語について(仮)」 浜田智哉氏(言語聴覚士) 近くなりましたら案内をいたしますので是非参加をご検討ください。 神奈川県老健協会リハ部会 平成29年度第1回研修会を開催しました!! <日時> 平成29年6月18日(日) 13:30〜16:30 <場所> 横浜市総合保健医療センター <テーマ> 「嚥下障害のリスクマネジメント〜基礎知識と対応〜」 <講師> 首都医校 言語聴覚学科 言語聴覚士 高濱美佐子氏 <内容> 参加者87名と会場は満席状態で、PT、OT、ST、CW、NS、管理栄養士と多くの職種の参加がみられました。あらためて、嚥下障害に対するアプローチの必要性・重要性を感じました。 研修ではDVDを使用して嚥下音を聴き比べ、VE・VFの画像を見せていただきながら、わかりやすく説明していただきました。また、ST以外の職種でもできる評価やアプローチ方法を教えていただき、実践的な内容の研修となりました。
神奈川県老健協会リハ部会 H28年度 第3回研修報告 平成29年2月19日(日)横浜市保健医療センター4階講堂にて「生活期における心疾患を合併した高齢者の診方と考え方」をテーマに研修会を行いました。 講 師:常葉大学 健康科学部静岡理学療法学科 国立病院機構静岡医療センター 臨床研究部研究員 理学療法士 加藤倫卓先生 内 容:@心臓リハビリにおける最近の動向 A心不全の病態とモニタリングの方法 B心不全に対する運動処方 C心不全とフレイル・サルコペニア Dフレイルを合併した高齢心不全の運動処方 高齢心不全患者は今後増加傾向にあります。また、高齢者心不全医療においても、病院完結型医療から地域全体で支える地域完結型医療への移行を行い、在宅で最期を迎えることを選択肢に加えていく流れにあるようです。今以上に、私たちは生活期のリハビリテーションで高齢心不全患者を診る機会が増えてくると思われます。 現在、老健においても、脳梗塞や大腿骨頸部骨折で入院された利用者で、心疾患を複合しているケースも少なくありません。「なんとなく心疾患があると怖い」「老健では設備が整ってないから無理!!」と躊躇しているセラピストも多いと思われます。 今回の研修では、心疾患患者に対するリスク管理と運動処方をするために必要な正しい病態の把握と的確なモニタリングをわかりやすく説明していただきました。また、基礎疾患から症例像にわたりご講義いただき、研修後のアンケートからも「臨床場面での評価の仕方が分かった」「明日から実践できる内容だった」「運動負荷を設定するポイントが分かった」など、好評なご意見を多数いただきました。参加された皆様の不安を払拭できる実践的な内容であったと思われます。 ※先生おすすめの書籍: 「なぜ」から導く循環器疾患のリハビリテーション 急性期から在宅まで (内昌之、高橋哲也、加藤倫卓)
平成28年度 第1回 横浜西部ブロック研修会を 開催しました!! 開催日時:平成29年1月18日(水) 18時30分〜20時 会 場:介護老人保健施設 恵の杜 内 容:症例発表 @ ICFステージングを用いた在宅復帰マネジメント 発表者:横浜いずみ 理学療法士 橋本祐介先生 A リハマネ加算U及び生活行為向上加算について 発表者:ハートフル瀬谷 理学療法士 園英則先生 理学療法士 高橋茉也先生 B リハマネ加算Uについて 発表者:リハセンターさわやか 作業療法士 鈴木千晶先生 平日の夕方からの開催にも関わらず、20施設37名の方の参加があり、意見交換も活発でとても盛り上がった研修会となりました。 神奈川県老人保健施設協会 リハビリテーション部会 Eブロック会 平成26年度第1回勉強会 報告 港南あおぞら 中村和人 (参加人数)14施設36名 (開催日)平成24年9月2日、18時30分〜20時 今回のEブロック会では、横浜リハビリテーション専門学校 理学療法専門官の岡村孝治郎先生をお招きして、『歩行分析〜見方と組み立て方〜運動学を元にした理論的展開』についての講義を開催しました。 症例の治療前の動画を見ながら、その方の問題点や訴えが起こる原因について個々で考えた後、岡村先生の知見と治療後の動画を確認していくことを4症例行いました。 特別な手技を使わずとも、セラピストの知識・気づき・分析を増やすことで、ご利用者の状態が良くなっている様子を動画でみることができ、慢性期であっても身体的変化を促すことができると実感できました。老健での身体機能面のリハの意義を再認識する機会になったと思います。 参加者からも、動作分析の重要性を再認識するきっかけになり、動作の見方や考えの組み立て方を実践的に身につけることができたという感想を数多く頂きました。 日々知識を増やして分析力を高め、ご利用者の身体が何を訴えようとしているのかを気付けるようにしていきたいと思います。 平成23年度 第2回新入職員者研修会報告 平成23年12月4日(日)にウィリング横浜にてリハビリテーション部会第2回新入職者研修会を開催しました。 『老健に入職してからの悩みや不安・疑問をできるだけ解消しよう!』をテーマに、前半は田中部会長から事前アンケートの解答を講義形式で行い、後半はワーク―ショップを行いました。 日ごろの悩みや当日聞いてみたいことなどを事前にアンケートしたところ下記のような質問が寄せられました。 ・老健の在り方(今後の方向性) ・STの人に嚥下のことを聞いてみたい ・の強い利用者に対しての介入方法 ・認知症短期集中リハのプログラム内容 ・他職種とのかかわり方 ・フロアでの自主トレ支援や生活リハビリという視点の育て方 (リハビリはセラピストだけが行うものではない) ・「元気になりすぎたら困る」という理由でリハビリを制限する 現状。どういう方向に導いていけばいいのか ・個人的な勉学の進め方について (頻度や環境、方法について) ・施設内転倒予防について 前半はこの質問に対し田中部会長から詳しく解答をいただきました。老健のあり方については、ご自身が会合や研修会等に幅広く出席された際のエピソードを交え話しはTPPにまで及び、若いころから「世の中の流れの中にある老健」という視点で見ていくことの重要性を強調されました。認知症については、まず基本的な認知症短期集中リハについてのお話がありました。次いで所属施設での関わり方のご紹介や、ご自身が執筆された本や冊子の中から不快な刺激を取り除くことが重要であることを教えていただきました。このご講義の中で繰り返しおっしゃられていたのは「あくまで私の考えで、これだけが正解・これが全て、ではない。」という言葉でした。老健に入職して間もなくであっても、眼先や一つの現象だけにとらわれず、多くの考え方を聞きそして自身が考えることの重要性をお話しされているのだと感じました。 後半のワークショップでは、前半のご講義を受けて活発な疑問や意見がどのグループからも出ていました。皆さんが様々な疑問や葛藤を持ちつつも、真摯にこの仕事に臨んでいらっしゃる様子がヒシヒシと伝わり、予定時間を延長しても話しが尽きない程の盛り上がりでした。ファシリテーターを務めさせていただいた我々役員も皆熱意ある若い力に圧倒され、老健には将来を託せる素晴らしい人材が沢山いることをとても嬉しく感じることの出来たよいワークショップでした。 お知らせ ○ 講義中にご紹介された田中部会長執筆の「認知症アプローチと認知症短期集中リハビリテーションの実践」は資料室に掲載させていただきました。 ○ 次回の研修会は平成24年2月19日(日)に「摂食と嚥下」をテーマに行います。詳しい内容が決まりましたらお知らせします。 (リハ部会会計 のどか 勝又博幸) 平成23年度 第1回研修報告 「運動学習の勉強会を開催いたしました。」 平成23年10月2日に、横須賀にあります県立保健福祉大学で、第1回リハビリテーション部会全体研修会を開催いたしました。 講師は植草学園大学保健医療学部講師で理学療法士の村上仁之先生で、テーマは「基礎から理解する運動学習とその実践」について、3時間しっかりとご講義をいただきました。 この「運動学習」は、身体に何らかの障害を持ってしまったご利用者様が、今後様々なADLの動作を習得していただくときに、どのようにトレーニングを行えば効率的に覚えることができるのか?最新の脳科学の知見を踏まえて解説していただきました。とても分かりやすく、私たちの普段のトレーニングをより効果的にしてくれる内容でした。 村上先生、お忙しいところ快く講義を引き受けていただきありがとうございました! 次回の内容は現在検討中ですが、12月4日にウィリング横浜で第2回新入職者対象の勉強会を行いますので、よろしくお願いいたします。 平成23年度 リハ部会活動計画 平成23年度 第1回新人研修会報告 開催日:平成23年7月3日(日) テーマ:「基礎から理解する認知症のリハビリテーション」 講 師:介護老人保健施設ひもろぎの園 石井 利幸氏 <講義のねらい> 1.本人の主観的世界の推察を通して認知症の症状を 考えていく方法 2.認知機能と日常生活の関連の理解と、特別な課題を 用いずに認知機能を具体的に評価する方法とアプローチ
平成21年度 事業計画 平成20年度 事業計画 |
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